犬や猫の死後硬直は早く、2時間ほどで始まってしまうと言われています。ペットが亡くなられたら、目・口を閉じ、優しく手足の関節を曲げてあげてください。何もせずに遺体を放置しておくと、手足が つっぱったまま硬直してしまい、棺に納まらなくなる場合があります。生前にリラックスしていた時の姿勢にしてあげましょう。また、首輪は外しておきましょう。

頭と体周辺にタオルなどで巻いた、保冷剤・氷を当てます。直接当てますと、水分がついてしまい、腐敗が進んでしまう可能性があります。

バスタオルやタオルケットなどで優しく体を包んであげてください。ダンボールにお入れ頂くと保冷効果が高まります。また、保冷剤が溶けてきたら定期的に交換してあげましょう。

夏場にご遺体を安置する場合は、エアコンの効いた部屋で、なるべく低めの温度で設定してご遺体を保ってください。

体の下にビニール製のシートや新聞紙を引き、ブラシで毛並みを整え、お湯を少し湿らせたガーゼや布で体をやさしく拭いてあげましょう。遺体から体液が出てきてしまうことがありますので口や鼻、お尻周辺にガーゼなどを当てられると良いでしょう。